発熱外来
発熱外来
発熱する原因は感染症、腫瘍、膠原病が挙げられますが、感染症が圧倒的に多くまずはどのような感染症か考えなければなりません。その中でコロナウイルス感染症は外せないものとなっています。当院では発熱患者様は基本的に駐車場で対応しますが、クリニックの構造としても発熱患者様と、それ以外の患者様が一緒にならないように(ゾーニング)しています。そのため、すべての患者様に安心してご利用いただけます。
コロナウイルスは変異し続けており、基本的には弱毒化傾向にありますが、この先どのような変異を起こすのか誰にも分かりません。しかし、これまでの知見から多くの方は軽症であり、重症化を防ぐことや重症化していることを早期発見することが重要ということがわかってきています。コロナ肺炎が重症化する症例では、無症状のうちに既に肺炎像が広がっていたり、血中酸素濃度が低下していることが知られています。このことから早期に胸部画像検査や酸素化を評価することが重要です。当院ではコロナ疑いの発熱患者様も積極的に胸部レントゲン検査を行うことで重症化を早期発見することに努めています。
発熱した際に食欲や水分摂取量が少なくなることは良く起こることですが、ご高齢の場合特に注意しなければなりません。発熱することにより発汗量が増えており、さらに水分摂取できないと脱水症状を起こします。当院では発熱している患者様も院内のゾーニングにより点滴など適切な治療に努めております。