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内科
一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。また、専門的な高度医療が必要な場合は、専門の医療機関へご紹介し適切な治療を受けていただけるようにする役割も担っています。以下に内科でよく見られる症状を挙げています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
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発熱外来
発熱する原因は様々ありますが、昨今コロナ感染症を念頭に治療する必要があります。これまでコロナ専門病棟で軽症から重症まで多くのコロナ患者様を診てきたため、最新のデータを踏まえた治療を行います。
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呼吸器内科
呼吸器内科で診療する病気は幅広く、一般的なかぜからインフルエンザなどの感染症、喘息、気管支炎、肺炎、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など多岐にわたります。さらに肺自体には異常を認めない睡眠時無呼吸症候群や禁煙のサポートなども行っています。そのため症状も幅広く、咳や痰はもちろん、胸痛や全身の倦怠感など様々な体調不良が診療対象となります。
呼吸器疾患の初期症状は、かぜと変わらないことが多いですが、その背景には喘息や肺炎など、重篤な病気が潜んでいることもあります。咳や痰、発熱などが続く場合は、自己判断をせず、呼吸器内科の受診をお勧めします。
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関節痛外来(手指・膝・肩・腰)
関節痛の多くは腰痛、膝関節痛、肩関節痛が占められます。これらの疼痛の原因は整形外科的なものと内科的なものに分けられますが、当院では関節痛を整形外科と内科の両方の側面から対応し、網羅的に診察します。
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訪問診療
誤嚥性肺炎や筋力低下を予防するために発声練習や筋力維持のリハビリ指導を中心に診療します。緊急入院が必要な場合は総合病院への入院手配し、安静や家族の介護疲れなどで入院希望の場合も連携先病院とレスパイト入院の手配を行うことができます。
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肥満外来
ファスティングとは絶食のことで、近年では短時間の絶食が健康に良い作用をもたらすことが知られています。しかし、過度な絶食はうつ病や不眠の原因になったり、絶食後の食事によって血糖値が急上昇するグルコーススパイクが身体に悪影響をもたらすことも指摘されています。当院では、2週間に渡って24時間血糖を持続的に測定することで、個々人に最適なファスティングを提案させて頂きます。
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生活習慣病
高血圧や高脂血症などの生活習慣病は、年齢とともに増加していきます。当院ではできる限り薬の量を減らし、患者様の身体に負担の少ない形を理想としています。必要最小限の投薬にし、検査はしっかりと漏らさないように行います。例えば、高血圧の人でも夏の間だけでも休薬できるかどうか血圧手帳で検討したり、採血結果を反映して脂質の投薬量を減らしたりします。
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睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は仕事や家事の効率を知らずに下げている可能性があります。脳が必要とする酸素が実は十分ではなく、疲れてしまっているのに気づいていない場合がよくあります。最近、なかなか疲れが取れなかったり、昼間や運転中に眠気を感じる方、日々のパフォーマンスを上げたい方に勧めております。
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骨粗鬆症
骨密度は50歳ごろから低下し始めます。高齢者の骨折は寝たきりの原因となるため、骨折予防が非常に重要です。
当院では骨密度測定器による腰椎、大腿骨骨密度の測定が可能です。定期的に骨密度を測定することで治療効果の判定にもなります。また骨代謝マーカーの測定も行い、ひとりひとりに最適な骨粗鬆症治療を行います。