脂質異常症の薬剤|東姫路よしだクリニック|姫路市阿保の内科・リウマチ科・アレルギー科

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脂質異常症の薬剤|東姫路よしだクリニック|姫路市阿保の内科・リウマチ科・アレルギー科

脂質異常症の薬剤

脂質異常症の薬は主に①コレステロールを低下させるもの②コレステロールと中性脂肪の両方を低下させるもの③中性脂肪を低下させるものの3種類に分けられます。

①コレステロールを低下させるもの

  • スタチン系製剤(肝臓でのコレステロール合成阻害)

例;クレストール、リポバス、メバロチン、リピトール

  • 陰イオン交換樹脂製剤(コレステロール体外排出促進作用)

例;コレバイン、クエストラン

  • 小腸コレステロールトランスポーター阻害剤(小腸でのコレステロール吸収阻害)

例;ゼチーア

②コレステロールと中性脂肪の両方を低下させるもの

  • ニコチン酸誘導体製剤(中性脂肪、リポタンパク合成阻害)

例;ユベラN、コレキサミン、ペリシット

  • フィブラート系製剤(中性脂肪、コレステロール合成阻害)

例;べザトールS R、ビノグラック

③中性脂肪を低下させるもの

  • EPA製剤(中性脂肪合成抑制作用)

例;エパデール、ロトリガ

中性脂肪とコレステロールの内服の組み合わせによっては「横紋筋融解症」などの副作用を起こすことがあるため、定期的に採血(CKの確認)や副作用の有無を確認する必要があります。