発熱|東姫路よしだクリニック|姫路市阿保の内科・リウマチ科・アレルギー科

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発熱

私たちの体温は36〜37度に保たれていますが、この温度に合わせて体内の酵素が有効に働くようになっています。これは長い進化の過程で、様々なタンパク質が最も活性化する温度が体温付近に調整されているためです。そして、体外から侵入してくる病原菌も体温と同じ36〜37度で最も活発に活動するものが多いです。そのため、これら病原菌の活動を抑制するためにわざと体温を上昇させると言われています。つまり、発熱しているからといってすぐに解熱剤で体温を下げることは病原菌の増殖を助長している側面もあるわけです。医学的には37.5度以上を発熱と言いますが、元々の平熱が低い人にとっては、37.4度以下でも発熱と考えるべき状態があります。また、38度を超える発熱の場合。体力が消耗してくるので解熱をはかった方が良いと言われています。