介護保険制度は2000年より運用されている制度で、現在では600万人以上の方が利用されています。現在、介護を理由として離職する方が毎年約10万人いると言われており、この介護離職者を減らすためにも介護保険制度は維持されるでしょう。 今回は介護保険制度の財源についてまとめています。

 

~~介護保険の仕組み~~

40歳を超えると介護保険料の支払いが始まりますが、65歳以上の高齢者になっても介護保険料はもちろん支払い続けることとなります。現時点で被保険者が600万人とかなり多いようにも思えますが、高齢者人口は2042年頃まで増加すると予想されています。つまり、被保険者が利用する介護サービスは今後もますます増加するため、財源である税金か介護保険料、あるいは被保険者の負担割合の増額などが必然的に起こると考えられます。