ワクチン接種の義務について
- 2022年3月14日
- ワクチン
日本国内で使用されるワクチンには「努力義務規定」とされるワクチンと任意接種のワクチンの2種類に分けられます。幼小児期の定期接種やコロナワクチンは「努力義務規定」とされます。「努力義務規定」とは「義務」ではないので、仮にワクチン接種をしなくても何の罰則もありません。あくまでも、“努力”してくださいというものになります。
これに対して任意接種は、個々人の状態に応じて接種するものです。例えば医療関係に従事して針刺し事故のリスクを負うならばB型肝炎ウイルスのワクチンを打ったり、海外赴任や海外留学などで感染症リスクが高い地域に行くなら狂犬病ワクチンやA型肝炎ワクチンを打ちます。ワクチンは1回のみの投与で免疫がつくものと複数回の投与が決められているものがあります。
破傷風:3回投与
②回目3〜8週間後
③回目6〜18週間後
A型肝炎3回投与
②回目2〜4週間後
③回目24週間後
B型肝炎3回投与
②回目4週間後
③回目24週間後
狂犬病3回投与
②回目7日後
③回目21〜28日後