「うわさ」の拡散スピードについて
- 2022年2月21日
- 一般
2022年2月現在、開業の準備をしつつ、井野病院(山陽大塩駅にある姫路の民間病院)に勤務しています。主な業務はコロナ患者の治療ですが、外来や健康診断、一般病棟、内視鏡検査の補助など多岐にわたっています。開業については院長先生ほか限られた人にしか打ち明けていませんでした。しかし先月、とある病棟看護師さんが私のクリニックのHPをネットで見つけてくれました。まだまだ検索順位が低いので、よく探してくれたものだと驚いていましたが、「うわさ」が徐々に広まり、今月になって病院中の人が開業することを知るに至りました。当該病院は大体50名程度のスタッフがいると思いますが、約1ヶ月で「うわさ」が広まったことになります。
「うわさ」には「良いうわさ」と「悪いうわさ」がありますが、「悪いうわさ」は10倍〜20倍のスピードで「良いうわさ」よりも広まると言われています。確かに病院内でもよりネガティブなうわさはもっと拡散スピードが早い気がします。
情報の拡散スピードは今後重要な要素となってくると思われ、実際にマサチューセッツ工科大学がSNSなどでの拡散スピードを研究している様です。多くの研究がSNSを中心とした統計になりますが、現実世界ではクチコミも重要であり、ビッグデータの解析が進歩すればこれらを網羅的に解析できるようになる日が来るかもしれません。